遠視とは網膜を通り越しピントを結んでしまう状態である。
遠視は遠くの物が良くみえて、近くの物がぼやけてみえると云うのは間ちがいものである。
遠視の眼は遠くの物も近くの物もぼやけてみえてしまうのである。
5メートル以上も遠くの物を観ている時、我々の目は水晶体の厚さをアレンジしないで観ているが、このとき
遠視の眼は網膜の後ろにピントが合ってしまうので遠くがぼやけて見え、近くはもっとぼやけてみえてしまう。
他方近視で裸眼視力1.0の人でも眼鏡やコンタクトで矯正する事により通常は1.2くらいの視力に成る。
この眼鏡やコンタクトをした時の視力を裸眼視力に対し矯正視力と云う。
弱視は眼に視力の低下を起こす病気が無いのに眼鏡やコンタクトをしたケースの場合でも1.0以上の視力にならない状態、つまり矯正視力が悪い状態の事を云う。
論文の中に、
遠視があると診察されたケースの場合いくつ位迄に
遠視の矯正をすれば弱視の予防が出きるのか?と云う質問に対し、3歳から6歳までにメガネを装着したケースの場合の治療の効果は、この間であれば年齢に関係なく治療が良好との事で、遅くても6歳迄には弱視を発見し眼鏡をかけるよう強調している。
この対話のケースの場合は3歳であるため落ち着いて眼科のドクターによる指示に従って欲しい。
また斜視は、メガネをかける事で
遠視の屈折異常の矯正がされる事に拠って眼位の異常も矯正されるので落ち着いて欲しい。
学校で何時も落ち着きがない子供は実は
遠視が落ち着きのない原因の事もよくあるのである。
また幼児のケースの場合では、
遠視が原因により斜視や弱視になる事も有る。
以上の事より
遠視のケースの場合、視力が良いときでも絶対にメガネをかける必要が有る。
しかし近視のケースの場合では、その人に応じてメガネはかけなくてもかけても良いのである。
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