小児のケースの場合では、
遠視のほうが近視より頻度も問題も高い事を認識して貰いたいとおもう。
では、どのような問題があるのだろうか、論文によると斜視や弱視の原因になり易い事が問題だと云う事である。
・弱視
近視のケースの場合近くに絶対にピントが合う所がある為、物をハッキリと観る時間があるので視力の発達に障害はないのだが、
遠視のケースの場合ピントがどこにもあわない為、何時もぼやけた像を観ている事に成るのである。
視力がまだ発達段階にある子供がこのような状態で過ごす事に成ると、視力の発達が阻害されてしまい弱視に成る。
両方の眼が強度の
遠視のケースの場合、両方の眼が弱視になるが、メガネをかける事に拠って早期に治ってくるのである。
アレンジ力を最大最高に活動させる事により、遠くの物を明視出きる位の
遠視でも、目はアレンジと眼球を内部に回す動きが連動して生じる為、アレンジ力を活動させるのと共に両方の目が内部に寄りすぎてしまい、両方の眼で同時に1つの物を観る事が出きないケースの場合が有る。
このケースの場合も、両眼視機能の発達に影響がでてしまい、立体的な奥行きや距離の感覚が鈍くなる。
★老眼とは
遠視と同様で老眼とは近くの物がみえにくくなる症状である。
しかしながら、老眼は中年以後に誰にでも生じる生理的現象の為病気じゃないのだ。
加齢に伴い水晶体の弾力性が弱まる事により、アレンジ力が充分に保てなくなった状態である。
近視の人はピントがもとから手元にあるので裸眼では老眼を自覚しづらく、
遠視の人は若い年齢のときから、老眼症状を訴える事が少なくない。
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